みなさま、こんにちは!スタッフです(*^-^*)
早いもので、6月もあっという間に半ばですね~
私事ですが、田植えも終わり、ようやくひと段落しました。
今年は、天候が良いのか何なのかわかりませんが、豊作の年ですね♪
私の家でも近所でも野菜が沢山採れると、大喜びです!
梅雨も丁度いい時期に来てますし、大変うれしく思っています(笑)
皆さんの周りではどうでしょうか?
さて、本題に入ります。今回の修理ブログは何と!!記念すべき50回目!
1ヶ月に1回のペースですが、続けていけるように頑張りたいです(*‘∀‘)
今月は、40年前のジャノメ マリーナ8の修理依頼です。
「電気はつくが全く動かない。古いミシンだから直すのは無理ですよね…」
と言って持って来られました。
天板を分解してみると、はずみ車とシャフトのところに糸がガッチリと巻き込まれて
下糸巻とシャフトの方へ回転切換をする金具が全く動かず、
はずみ車が回転できないような状態でした。これが原因だったようです。
また、糸が巻きついた時に、コイルスプリングが伸び切ってしまい、
このスプリングは使用できなくなっていました。
メーカーさんにはこちらの部品はもう無いので、ピアノ線を巻いて新しく作り替えて
組み込みました。そして、油やグリス等を注油し、試運転してみました。
しかし、下糸巻と本縫いの切り替えがうまくいきません。
はずみ車を分解してみると、切換レバーの中間位にある鉄のコロが
古いグリスなどで少し粘っていました。その古いグリスや油分を取り除き、
新たにミシン油を注油して組み立ててみましたが、まだ上手くいきません。
ジャノメの802等には、コロの所にコイルスプリングがついていたのを思い出し、
細いピアノ線でコイルスプリングを作り、組み込んでみました。
試運転してみると、結果が非常に良く、完成となりました。
お客様に修理が終わったことを報告すると、
「あの古いミシンが直ったんですか?!」と驚かれていました。
納品して実際に縫っていただくと、直線だけのミシンの為、簡単で
使い勝手が良く、縫い目も綺麗なので、大変喜ばれました。
お話をお聞きすると、直線専門である職業用ミシンを買おうかと迷っておられたようです。
同じような症状でお悩みの方、ミシンの事でお困りの方、お気軽にお電話下さいね♪