皆さん、こんにちは!スタッフです♪
早いもので2月ですね~(*^-^*)
この間、Happy New Year!って
言ってたような気がしますが…。
一日の早さ、一年の早さに恐怖を感じるこの頃です(笑)
さて、今月は、リッカ-マイティB3の修理依頼です。
ミシンが全く動かないということで、持って来られました。
このミシンは1982年製で、34年ほど前に作られたミシンです。
当時としては、良く出来たミシンで、
電子のお針箱マイティと宣伝され、今でもよく目にします。
針が折れて、糸が釜に絡んでから、全く動かなくなったとのこと。
その前から時々、何かの拍子に針が動かなくなることが
あったそうです。
今のミシンと違って、工業用の釜とボビンケースを
使用しています。だから、釜に折れた針が喰い込んだか、
もしくは糸の喰い込みだろうと考え、釜を分解してみると、
糸が喰い込んでいました。
糸の喰い込み取り除き、釜を組んで運転してみると、
ガツンと音がして、その後全く動かなくなりました。
よく見てみると、針棒の上につけてある位置決めブロックの
ネジが緩んで、針棒の上下の動きを邪魔しています。
時々動かなくなっていたのは、糸通し器の位置決めブロックが緩んで、
ミシン本体の一部に当たっていた為でしょう。
糸通し器もきちんと使えるようになり、ミシンも軽快な運転音となりました。
「いつ、ガツンといって動かなくなるか。」
そんなひやひやしながらのソーイングはストレスが溜まりますし、
直せなくなるような故障につながります。
完全に動かなくなるまで使わずに、おかしいなという状況に
なったら、早めに修理に持ってきてくださいね(*^-^*)