こんにちは!スタッフです。
コロナが少し落ち着いてきたと思えば変異種が出て、
同じ事を何ループもしているように感じます。
今年もコロナ、コロナで1年が過ぎていきましたが、
皆さんはどんな年だったでしょうか。
今年もあと少し。風邪など引かず、元気に乗り切りたいですね♪
さて、今回はベビーロックの糸取物語、BL69WJです。
ライトが点かない、糸通しのスイッチを押してもエアーポンプが動かない
ということで修理依頼がありました。
まずは、ライト。以前の糸取物語は夏目球だったのですぐ交換できたのですが
この機種に使われているLEDライトは電子部品のユニットになっています。
小さな基板にライトや電子部品を組み込んで金具に取り付けてあり、
外装を外さないとライトの交換が出来ません。
このようなタイプのライト交換について、他店で購入されたお客さまからも
お問い合わせがあるので今回取り上げさせて頂きました。
まず、下面カバー、前後カバー、側面カバーと外装を外していきます。
今回はオーバーホールなので、全部を外して分解清掃、注油、グリス塗布などを
行いました。エアーポンプのスイッチは、接点復帰処理で簡単に直りましたので
ここはOKということでLEDライトのユニット交換をしていきます。
面倒なだけで、技術的に難しいということはありませんが
販売されている店舗さんの中にはよく理解されていない方もいるため、
「夏目球を渡されて自分で付け替えて。と言われた」という事例もありました。
ただ、このLEDライトのユニットは部品としては高めなので
常備している店舗さんは少ないのではないかと思います。
又、時期的に今は部品の納入が数ヶ月先という事が多々あるので
皆さんもご存知の通り、LEDライトの特徴として、
「省エネルギー、長寿命」というのがあり、国の後押しで普及してきました。
私たちの感覚としては「一生物」という謳い文句が頭の中に刷り込まれているので
1~3年くらいで壊れるというのは合点がいきませんね(笑)
修理が終わったことをご連絡すると、翌日にはご夫婦で来店されました。
お客様は当然修理代を支払う前提で来店されていますが、
名簿を確認したところ、保証期間満了日まで後10日ほどあります。
当店では5年保証を謳っているので、「無料ですよ」とお話すると、
「メーカーの保証書は1年なので…」と大変驚いておられました。
そして、「ミシンも古いから、この際新しいのを購入しよう」と
その日に新しいミシンも購入して下さいました(*'ω'*)
怪我の功名ですが、お客様に喜んで頂き、私も思わぬ販売に繋がり、
二重に嬉しかったです!♪
ミシンでお困りのことがありましたら、遠慮なくお電話ください!