みなさん、こんにちは!スタッフです♪ 今年もまた1年よろしくお願い致します☆
寒い日が続いたかと思えば暖かくなったり、気圧の変動も激しく、
体調を崩しやすい状態ですね。今は特に新型コロナの影響で、
体調に敏感になっておられる方が多いのではないでしょうか。
手洗いうがい、消毒、徹底してはいますが、不安は拭えません。
いつまで続くのか分かりませんが、気を抜かず、
家族で一人も健康を損なわず過ごせるよう全力で尽くしたいと思います。
さて、今回はジャノメCK1000の修理です。
画面は映るけれど、全く動かないということで持って来られました。
故障したのは2~3年前で、その時他店で見てもらったところ、
「もうかなり古いミシンなので寿命です」と言われ、新しいミシンの説明を
いろいろと受けたそうです。しかし、なんとなく気が進まないので
新品は購入せず、ミシンもそのままになっていたとのことでした。
最近、ミシンが必要になり、知り合いに聞いたところ、
「私のミシンも40年くらい前のジャノメのコンピューターミシンだったけど、
ちゃんと直して貰ったから持って行って聞いてみたら?20年くらい前のミシンなら
修理してくれてよ!」と当店をお勧めされて来店してくださいました。
画面を見るとBMエラーと表示されてモーター音が全くしません。
かなり無理をして厚物を縫われたか、内部で異音がしなかったかなど
お聞きしましたが全く記憶にないとのお話でした。
故障したのが2~3年前なので記憶もあいまいで覚えておられなくても当然だろうと思い、
「BMエラーと表示されているという事は、モーター不良かコンピューター基板の不良
だと思います」とご説明しました。すぐにサッと直せる状態ではないので、
預かって分解し、追って状況を報告させていただくことにしました。
まずは、内部の駆動部分のギヤなどに異物が挟まっていないか検査してみましたが、
特に問題は無さそうです。
モーターをテスターで調べると、通電しています。あとはコンピューター基板ですが、
コンピューター基板にもCK1000はヒューズが2本ついているので、多分3.15Aの
ヒューズだろうと推測して、本体から基板を外しました。
調べてみるとやはり3.15Aヒューズでした。ヒューズを交換して組み込み、内部を掃除して
グリスやオイルを注入し運転してみると、きちんと動きました。
あとは糸調整や不良箇所の部品交換、試し縫いをして完成となりました!
お客様に連絡をして修理金額をお話すると、「もう直ったんですか?!
そんな金額でいいんですか?」と驚かれてしまいました(*^-^*)
前のミシン屋さんで、(当時「出張修理1000円」というのに頼んだそうです)
「メーカーに出すと1ヶ月以上かかるし、新品を買うぐらい修理費がかかる」と言われたそうです。
なので、「メーカーに出しても各メーカーさんで修理費用は公表していますし、
そんな法外な修理費はとられませんよ。ミシンの運賃はかかりますが…」と お話させていただきました。
同じような症状でお困りの方、修理をどこへ頼んだらいいのか分からない方、
ミシンの状態がおかしいな?と思ったら、ぜひ一度当店にお電話下さい。
お客様のミシンの状況に合わせて対応させていただきます。