みなさん、こんにちは!スタッフです。あっという間に4月も半ばに
差し掛かっていますね。今年は暖かかったり、急に寒くなったりと
寒暖の差があったおかげで、桜がまだ満開の状態です。
私たちも4月の初めに姫路城までお花見に行ってきました!さすがは天下の姫路城!
桜も綺麗でしたが、何よりお城が大変見応えのあるものでした(*^-^*)
外は天気が良く暖かったのですが、お城の中は底冷えがする感じで…。
昔の方は今よりもっと厳しい状況であの寒さに耐えていたのでしょうね( ;∀;)
桜の時期は白とピンクのコントラストが綺麗なので行ったことのない方はぜひ!
さて、今回の修理ブログは、ジャガー 電子ミシン KM-571PWです・
ジグザグや裁ち目かがりをしていたら、急に直線縫いしか出来なくなったとのことで
持ち込まれました。
最初は、あまり使っておられなくて、固着で横振りしなくなったのかなと思い、
電源を入れないで針棒を横に押すと軽く動きます。
愛着のあるミシンということで、かなり使い込んでおられる様子。
ミシン内部の故障と思われるので、一応お預かりして分解し、原因を調べ、
部品が必要か、修理金額がいくらになるか、見積もりを出すことになりました。
それによって修理するかどうか決められるとのことでした。
分解するまでは、ステッチ切換カム機構のカムの異常だろうと考えていました。
しかし、分解してみるとカムの異常ではなく、カムを回すための上軸ウォームギヤーの
ネジが弛んで歯車から外れ、カム機構が動かなくなっているのが原因でした。
ウォームギヤーを正規の位置に戻し、止めネジ2か所をしっかり締めてスイッチを
入れるとOKとなりました。
部品は特に必要なかったので、そのまま修理し、他の悪い所なども全て調整して
清掃。更にグリスやオイルも注入してお渡ししました。
今回は、珍しい場所のネジの弛みによる故障という事で、ご紹介しました。
故障の原因は、本当に色々あるものですね。