みなさん、こんにちは!スタッフです(*^-^*)
2月に入り、街はバレンタイン色に染まってきましたね
スーパーなどでもチョコレート類がお安いので私としては嬉しい限りです(笑)
学生の時は友チョコなどもあり、バレンタインは一大イベントでしたが
社会人になると、地元の友だちも県外に行ってしまっていたりして
大量のチョコを作ることは無くなりました。
それでもやはり、バレンタインはお菓子作りがしたいので、
身近な人や家族に感謝を伝える日になっています(*‘∀‘)
少し早いですが、皆さんにとって素敵なバレンタインになりますように。
さて、今回は、ジャノメ Two in One(コンビ2000と同型)の修理です。
バックしかしなくなったということで、持ち込まれました。
見てみると、前進・後退の切り替えがうまくいきません。
お客様のお話によると、最初は前進も後退も上手く縫えていたが、
固いものを無理して縫っていたら縫い目が小さくなって、
そのうち、前にも後ろにも進まなくなったそうです。その後、切換レバーを
ガチャガチャ動かしていたら、バックだけするようになったとのこと。
その前からミシンの動きがすごく重いような感じだったそうです。
しばらく使っていなかったとのことなので、多分固着気味だったのでしょう。
お預かりして分解してみると、グリスなども固くなっており、
油気も無くなっていました。何年も見てもらっていないとのことだったので
分解掃除も含めてオーバーホールすることになりました。
中の正逆切り替え駒が固まっているのだろうと思いましたが、違っていました。
中の切替のところの六角ねじは弛んでいませんが、無理をしてレバーを押した為、
ねじの部分が締まったまま、中のシャフトを傷つけて動いたようです。
中のシャフトを抜いて、傷をやすりで削り取り、再度組み直して六角ねじを締めつけました。
縫い目も紙に針穴を開けながら、2.5mmなら4目で10mm、3mmなら4目で12mm
というように、測定しやすい目盛りで縫い目の粗さも調整しました。
これで何とか修理完了です!
コンビ2000やTwo in Oneは、世界初の複合ミシンとして誕生しました。
2本糸オーバーロックとジグザグミシンに切り替えができるということで
かなり人気の高いミシンでした。
30数年も前のミシンですが、今でもよく使われている1台2役の家庭用ミシンです。