みなさん、こんにちは!スタッフです
まだ7月初めだというのに暑いですね~(;´・ω・)
毎日30度超えで、エアコンが必須になってきました。
熱中症になる方も増えているので、
水分補給をしっかりするなどの対策をして、
元気に夏を乗り切りたいですね(*'ω'*)☆
さて、今回は、シンガーApricot9700の修理依頼です。
自動糸調子なのに、直線縫いをするとギャザーが寄ってしまい、
どうにもならないということで持ち込まれました。
多分、糸送りローラーのところに糸が絡まって糸調子が
悪くなっているのではないか?と考え、
上カバーを開けてみましたが、見えません。
プーリーを手で回してみると、動きが重く、
このままではいずれ針が上下運動しなくなるので、
オーバーホールをお勧めしました。
分解してみると、シャフトや軸受部に油分が少なく、
回転も重いので、全部に油を差しました。
回転が滑らかになったところで、ローラーの部分を
分解してみると、ぎっしりと糸が絡み、巻き込んでいます。
やはり原因は、これだったようです。
その部分の糸を取り除いて、組み直しますと、
バッチリ!ミシンも軽快な音になりました。
また、糸切りのタイミングが少し狂っており、
上手く切れなくなっていたので、
タイミングを調整し直し、OKとなりました。
コンピューターの糸調子は、電子ミシンの上糸調整器と違い、
糸調子皿がないので、ご家庭では調整することが困難です。
こんな時は、早めにミシン屋さんへ修理に出されることをお勧めします。