みなさん、こんにちは!スタッフです☆
早いもので10月です。
朝晩が肌寒く、日中との気温差で風邪を引いて
しまいました。この時期は風邪を引きやすいので
みなさんも気を付けて下さい。
さて、今回の修理は、ジャノメセシオEXⅢのご依頼です。
2003年に30万円ほど出して購入した刺しゅう機付の
ミシンになります。
症状をお伺いすると、全く電源が入らないとのこと。
いろいろとお話をしたところ、よくミシンを使われる方で
最近、縫っている時に回り方が重く、、プーリーを
手で回しても重いなぁと感じておられたそうです。
急にググーっと音がして止まり、全く動かなくなったと
思っていると、電気が消え、電源も入らなくなったとのこと。
他店に持っていき、修理を依頼したら、
「これはジャノメミシンの直営店で売っているミシンで、
福山や尾道にはジャノメの直営店はないし、部品もない。
仮にメーカーに送っても送料も入れて4~5万掛かるから
新しいのを買いなさい」と言われたそうです。
定年退職する時に買った思い出のあるミシンなので
諦めらえれずにいたら、ミシンを買った時の営業さんの
名刺が出てきて、電話すると、当店を教えてもらい、
すぐに電話した。とのことでした。
訪問して、いろいろお話をしてみたところ、
多分シャフトや軸受の油分が無くなって、焼き付いたような
状態で回らなくなり、3.15Aのヒューズがとんで、電源が
入らなくなったのではないかと思いました。
そのため、分解して修理をする必要があるので、
持ち帰らせて頂きました。
まず、分解をして、ヒューズを交換し、電源が入るかどうか
確かめました。無事電源が入ったので、他も分解し、
シャフトの焼き付き固着を修理したのち、試し縫いを行い、
OKとなりました。
急いでおられたので、夜の間に修理を終わらせ、
翌日のお昼前に納品することが出来ました。
お届けに上がると、「多分直らないだろうな」と
心配しておられたそうで、安いミシンを買おうか
娘さんと相談されていたそうです。
修理代も、
「こんな価格で直して貰っていいんですか?」
と、逆に心配されてしまいました(笑)
コンピューター基板や液晶画面でなければ、
部品も取り揃えていますので、
お気軽にご相談下さい♪