ミシン修理ブログ第17回 自動糸通しが出来ない 糸調子が変わる ダマになる

 

  こんにちは~!スタッフです♪

 夏が過ぎ、過ごしやすい秋がやってきましたね☆

 といっても、雨が降ったりして、中々スッキリした秋晴れは

 続きませんが…。(;´・ω・)稲刈りが終わっているところも

 あるようですが、私の家は10月の終わりごろの予定です(笑)

 食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋…と色々ありますが

 私は食欲と読書!ですね(笑) みなさんは、どんな秋ですか?

 

  さて、前置きが長くなってしまいましたが、今回は、

 JUKI Jureve010の修理のご依頼です。

 まず、自動糸通しが出来ないという事と、縫っていて糸調子が

 とれない事、さらに下糸がぐちゃぐちゃとダマになる時もあるし

 縫っている時に糸調子が変わる時があるので、

 どうにもならないということでした。

 急いでいるものがあるということだったので、

 当店のJureve010Sを

 貸し出して使っていただくことにしました。

 

  お預かりして分解してみると、糸通しする時、

 上糸の面板のところで糸を切るカッターが無くなって

 糸が切れず、切った糸を保持しておく爪が

 ゆるんでいました。

 あとは、内釜に針で傷をつけてしまっていたところが深く、

 傷を取り切れなかったので、内釜はメーカーに注文して

 取り寄せ、組みました。

  JUKI Jureve0101.JPG

  JUKI Jureve0102.JPG

  毎日よく使われる方なので、綿ぼこりがミシンの内部に、

 ビックリするほど溜まっていました。

 刺しゅうの出来る高価なミシンなので、時々点検に出して、

 掃除と注油をしてもらうといいですね。

 音もビックリするほど、静かになり、なめらかな運転音と

 快適な縫い心地にご満足のご様子でした。

 JUKI Jureve0103.JPG

  長く快適に使っていただくためには、点検・掃除をすることが

 とても大切です。また、ミシンを長く使わないというのも故障の原因に

 なったりします。なので、定期的にミシンを使っていただくことをお勧めします。