みなさん、こんにちは!スタッフです!(^^)!
暑い日も少なくなり、秋を感じるようになりました
畑の野菜も収穫時期になり、新しく白菜や大根、ホウレンソウの
種を植えたりもしました。
体調を崩しやすい時期なので、気を付けていきたいですね。
今回は、JUKI HZL-500の修理です。
直線を縫っても左に大きくカーブして、まっすぐに縫えないので、
何とかしてほしい、下糸が巻けないので直してほしいとの依頼でした。
続けて2台、同じような内容で修理が入ってきました。
お話をお伺いすると、直線をまっすぐ縫おうと布を押さえると、しわになり、
軽く押さえていただけでは、布が左へ左へと曲がって縫いづらくて仕方ないとのこと。
買ったときからそんな感じだったと言われていました。
28年前、結婚する時に親から買ってもらったもので、今まではあまり使う機会がなく、
眠っていたそうです。しかし、最近、縫うことが再々あり、形見なので、
直せるなら直してほしいとのことでした。
お預かりして、分解し、針板の上に出ている送り歯を見ると、
左右で歯の出方が違い、左の方が下がっています。
この状態で布を送っていくと、当然左へ左へと布が流れてしまいます。
送り歯の裏面をグラインダー掛けし、針板と平行に削っていく方法もありますが、
大変なので、送り歯を外して、送り歯取付台のネジ穴の所から
左側に薄い金属板を重ね合わせて取付け、送り歯取付ネジを締めました。
こうすると、高さ調整は容易に出来ます。
送り歯取付台にシムを取り付けて、高さが左右一定になったら、
送り歯高さ調節ネジを弛め、送り歯が針板に当たらない様に下方に下げて
締め付けます。
これで試運転してみると、布から手を離して縫っても左に曲がらず、
まっすぐ縫えました。
下糸がうまく巻けなかったのは、下糸巻ゴム輪がいびつにすり減っていたからです。
なので、ゴム輪を新しいものと交換して終了です。
あとは、各部へ注油して、グリスが必要な所はグリスを塗布して完成です。
ミシンの調子がおかしい、上手く縫えないなど、
困ったことがありましたら、気軽にお電話ください。
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お電話で解決する場合もあります(*^-^*)