ミシン修理ブログ第10回 MP800 押え上げが固定できないですぐ下がる

 

 あけましておめでとうございます!

 本年もよろしくお願いします。

 スタッフの岡田です。 皆様、素敵なお正月を過ごされましたか?

 

  今回は、お店で買われたお客様から、ジャノメMP800の修理のご依頼です。

 布を入れようと押えあげを上げても、固定されないで、すぐ押えが

 下がってしまうので修理して欲しい。との℡がありました。

 訪問して状況を見ると、押えあげレバーの固定する位置の角のところが

 摩耗して丸くなっているのが原因でした。

 ジャノメMP8001.JPG ジャノメMP8002.JPG

  このミシンはパワーもあるし、薄物でも綺麗に縫えるし、使いやすいミシンなので

 毎日プロ並みに、かなり使用されているとのことです。

 それですり減ってしまったのですね。

 メーカーさんから新しい部品を取り寄せて交換しました。

 本来は15年以上持つところを3~4年で使い込んでしまったようです。

 ジャノメMP8005.JPG

 昔は金属だったのですが、最近の押え上げレバーは硬質プラスチックで

 出来ているので、そういうこともあり得ますね。

 今後の使用状況をみて、摩耗が激しいようだったら、金属を加工して作成することも

 考えていますが、金属でも使用が激しいとすり減りますけどね…。

 ジャノメMP8004.JPG

 本年は、昨年よりもたくさん、修理ブログを更新出来たらなぁと思います。