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スタッフブログ

(重要) 年末年始休業のお知らせ

 

 

*年末年始休業のお知らせ*

 

 

平成29年12月30日(土)~平成30年1月3日(水)まで

 

 

平成30年1月4日(木)からは通常営業致します。

 

 

 

 

 

ミシン修理ブログ第44回 ジャノメ エクセル817型 モーターが動かない

 

  こんにちは!スタッフです(*^-^*)

 暖房や防寒着が手放せない時期になりましたね。

 西日本でも雪が降ったところがあるようです。

 人間だけではなく、動物も暖かい場所が良いようで、

 お店にも猫が…(笑)

 12月に入り、今年もあと少しです。気を抜かずに頑張ろうと思います。

 

  さて、今回は、ジャノメ エクセル817型です。

 電気はつくけれど、モーターが動かないとのこと。

 このミシンは、37年ほど前に作られたミシンで、

 当時、日本初のコンピューターミシンのジャノメ メモリア5001、5002と

 同じような水平全回転釜を採用しています。

 625型のエクセルと同時期に電子エクセルとして発売された人気機種です。

 

  近くのミシン屋さんに持って行ったところ、古すぎてどうにもならないと言われ、

 そのまま押し入れに入れたままになっていたそうです。

 母親とミシンの話になった時、「嫁入り道具として持たせたものだから、

 そんな安物のミシンではない。ちゃんとしたお店なら直してくれるから

 ここへ持って行ってみなさい」と言われ、来店されたとのこと。お話をお伺いすると、

 その方のお母様は、職業用ミシンの修理に何回か訪問しているお客様でした。

 

  修理に持って来られたミシンは電気はつくけれど、モーターが全く動かないという状態。

 永く使用されていないミシンを使うと、急に高い電流が流れて

 モーターのカーボンブラシの部分が吹っ飛んでしまうことがよくあるので

 それかなと思い、調べてみましたが、モーターは全く異常ありません。

 ヒューズが飛んだのなら電気がつくことはないので、これは考えられません。

 フットコントローラーの故障かな?と思って、テスターで抵抗値を測定しても問題なし。

 プーリーを手で回してみると、固着したようになって簡単には回りません。

 

 お客様に詳しくお話を聞いてみると、「久しぶりに出して使おうとしたとき、

 瞬間的に動いて、その後は止まったままになり、フットコントローラーを

 踏んでも反応しなくなった」とのことです。

 それで大体の様子は分かりました。電子連度制御になっているため、

 ヒューズが飛ぶ以前に、電子部品がパンクしたのだろうと判断しました。

 簡単には直せませんので、2~3日預からせていただきました。

 

 分解してみると、クランクシャフトや軸受などの部分に油分が無く、

 固着していたので、まずはそこを修理して、プーリーが手で回るように

 調整しました。そのあと、電子基板をテスターで調べていきました。

 今の電子基板と違って、集積回路を使用していないので、抵抗やコンデンサー等が

 突き出ており、簡単に測れます。

 ジャノメエクセル81702.JPG

 結果的には、モーターを制御する所が壊れていて全く駄目でしたが、

 インジケーターランプの回路はOKなので、モーターの制御する回路を

 100Vのフットコントローラーで使用できるように配線すれば、

 今までと同じようにすべてのステッチを縫うことが出来ると分かりました。

 電圧を変えるトランスが無事だったので本当に良かったです。

 ジャノメエクセル81701.JPG

 フットコントローラーは100V交流用の中古を利用しましたので、

 ミシン本体の見た目は変わりませんが、上下押しボタンスイッチと

 サイクル縫いのスイッチは、電子部品がパンクしているので使用できません。

 そのことをお客様にお電話でお伝えすると、「そこは今まで使ったことがないので

 全く問題ありません」とのことで納得していただけました。

 完成して試し縫いをしてみると、快調に縫えます。

 ジャノメエクセル81703.JPG

 お客様にも喜んでいただけたので、本当にうれしかったです。

 

 

 

ミシン修理ブログ第43回 ジャノメ770S 針が押えに当たる 針が下がらない

 

 

  みなさま、こんにちは!スタッフです(^^)/

 毎週土日が雨で潰れていましたが、ここ最近は晴れの日が続いていますね♪

 遅れていた稲刈りも何とか進んでいますが、土が乾かず、

 トラブル続きで思うようには終わりません(;^ω^)泣

 早く全てを終わらせてゆっくりしたいと思う毎日です。

 体調を崩される方も増えているようなので、風邪などにも気を付けたいですね☆

 

  さて今回は、ジャノメ770Sの修理依頼です。

 針が布押えに当たって下がらないので見てほしいと、同業の方が持って来られました。

 

 見てみると、直線縫いの時は、針が中心よりかなり右に寄ってはいるものの、

 針は上下に動きます。しかし、ジグザグにすると完全に穴から外れてしまい、

 針板に当たってしまいます。

 どうしてこうなったのかわからないとのことでしたので、

 落下による衝撃か、ネジの弛みかと思い、外観をみると、

 ネジの弛みなどは、見受けられませんでした。

 内部のステッチ切換のドラム機構に問題があるのかもしれないと思い、

 一晩預かって分解し、内部を検査してみることにしました。

 

 最初は、振幅ロッドとステッチ切換のドラム機構のネジの弛みなどを

 予想していたのですが、中は全く問題ありません。

 調べて行くと、針をジグザグに動かすための振幅ロッドと針棒支持体の支持軸を

 止めるネジはしっかり止まっているにも関わらず、

 そこの所に強い力が加わって動いたようです。

 770S01.JPG

 そこのネジを弛めて、針を針板の中心に来るように調整し、

 ネジを締めてジグザグの振り幅はOKとなりました。

 770S02.JPG

 釜と針の糸のすくいあげる位置も狂っているので、

 釜の下の歯車を止めてあるネジを弛めてタイミングを調整して、

 再びネジを締めて試縫いをし、Okとなりました。

 770S03.JPG

 こんなところが原因で、針の落ちる位置が変わってしまったというのは、

 何千台も修理してきて初めてだったので、驚きました。

 学校の授業で使われているミシンとのことでしたので、

 机から落としたのかもしれませんね。

 ミシンを落とした場合、通常は、ミシンの外部が破損したり、衝撃でミシン自体に

 ひずみが出たりするものですが、ひずみが無かったので、

 部品を交換することもなく、修理出来てよかったです。

 

 

 

ミシン修理ブログ第42回 ブラザー ミモレ 糸調子がおかしい 糸がつる

 

  皆様、こんにちは!スタッフです(*^-^*)

 朝晩が冷えてきて、日中も涼しい風が吹いていますね

 稲刈りが終わっている所もあり、

 冬が近づいてきているんだなぁと感じています。

 

  さて、今回は、ブラザー ミモレです。

 糸調子がどうにもならない、縫っていると糸がつって

 布が丸まってくるとのことで、修理が入ってきました。

 お話をお伺いすると、しばらくぶりにミシンを使おうと思って

 縫い始めると、薄い布ばかりではなく、厚い布でも上糸がつり、

 布が丸まってきてしまうということです。スマホのネット検索で

 当店を見つけて持って来られたそうです。

 

  急ぎの物があるということでしたので、違うミシンを貸出し、

 一晩、預からせていただきました。

 お客様には、「もし、コンピューター基板が悪くて、今の状態に

 なっているのであれば、部品が無くて直せないので、その時はごめんなさい」

 と話しておき、修理に取り掛かりました。

 

  こういう状態になる時は、糸送りのゴムローラーに糸が絡まっていることが

 多いので、天板の前カバー・後ろカバーなどを分解してみました。

 見てみると、糸送りのゴムローラーに糸は絡まっていません。

 ローラー部分をよく見ながらスイッチを入れると、布送りローラーが2つある所の

 中心の歯車付きの軸が全く回っていません。

 ひょっとしたら、そこのモーターが壊れているのかもと思い、分解してみると

 パルスモーターは多少動いています。

 なので、モーターの歯車の軸ではなく、本来なら空転する所の歯車の軸を

 調べてみると、そこが固着して回りません。

 ブラザーミモレ01.JPG

 今回のように糸がつり、布が丸まってしまったのは、固定してある軸と

 歯車のついているスリーブの錆付きにより、

 ゴムローラーがうまく回転しなくなったことが原因でした。

 原因がわかれば、あとは簡単です。

 錆付のヶ所を分解し、軸とスリーブを研磨して、ミシン油を塗布したらOKです。

 ブラザーミモレ02.JPG

  長くミシンを使わないままで、放っておくと、油の固まりや錆付きなどで

 いろいろな不調が出て来ます。あまり使われない時も、時々ミシンを出して

 雑巾を縫ったり、糸を抜いて空運転するだけでも、こういう故障は防げます。

 ブラザーミモレ03.JPG

  お客様に、修理が終わったことを伝えると、

 「あのミシンが直ったんですか?」と少し驚かれた様子でした。

 ミシンを引き取りに来られた際に、お話をお聞きすると、

 当店に来られる前にチラシ広告等を見て、何軒か診てもらったそうです。

 しかし、どこのお店も「こんな古いミシンは部品が無いので直せない。

 新品を買いなさい」と勧められたり、「コンピューターが悪い」というだけの

 説明だったりで、奥様が納得出来なかったようです。

 娘さんがスマホで検索し、多少遠いけど…と岡山県から来られたとのことでした。

 

 このブラザーミモレは、26年前に刺しゅう機付ミシンとして売り出され、

 人気がありました。当時、30万円ほどしたミシンです。

 同様の型で、サマンサという名でも売り出されていました。

 

 ミシンは、きちんとしたものを買えば、決して安くはありません。

 また、当時の思い出があったり、形見だったり、それぞれの思いが詰まっています。

 そのため、古くても修理して使いたいと思う方がほとんどです。

 どうしても修理できない場合もありますが、諦めずに、まずはご相談下さい(*^-^*)

 

 

 

 

ミシン修理ブログ第41回 JUKI HZL-500 まっすぐ縫えない

 

 

  みなさん、こんにちは!スタッフです!(^^)!

 暑い日も少なくなり、秋を感じるようになりました

 畑の野菜も収穫時期になり、新しく白菜や大根、ホウレンソウの

 種を植えたりもしました。

 体調を崩しやすい時期なので、気を付けていきたいですね。

 

  今回は、JUKI HZL-500の修理です。

 直線を縫っても左に大きくカーブして、まっすぐに縫えないので、

 何とかしてほしい、下糸が巻けないので直してほしいとの依頼でした。

 続けて2台、同じような内容で修理が入ってきました。

 

 お話をお伺いすると、直線をまっすぐ縫おうと布を押さえると、しわになり、

 軽く押さえていただけでは、布が左へ左へと曲がって縫いづらくて仕方ないとのこと。

 買ったときからそんな感じだったと言われていました。

 28年前、結婚する時に親から買ってもらったもので、今まではあまり使う機会がなく、

 眠っていたそうです。しかし、最近、縫うことが再々あり、形見なので、

 直せるなら直してほしいとのことでした。

 

 お預かりして、分解し、針板の上に出ている送り歯を見ると、

 左右で歯の出方が違い、左の方が下がっています。

 この状態で布を送っていくと、当然左へ左へと布が流れてしまいます。

 

 送り歯の裏面をグラインダー掛けし、針板と平行に削っていく方法もありますが、

 大変なので、送り歯を外して、送り歯取付台のネジ穴の所から

 左側に薄い金属板を重ね合わせて取付け、送り歯取付ネジを締めました。

 こうすると、高さ調整は容易に出来ます。

 JUKI HZL-5001.JPG

 送り歯取付台にシムを取り付けて、高さが左右一定になったら、

 送り歯高さ調節ネジを弛め、送り歯が針板に当たらない様に下方に下げて

 締め付けます。

 これで試運転してみると、布から手を離して縫っても左に曲がらず、

 まっすぐ縫えました。

 JUKI HZL-5002.JPG

 下糸がうまく巻けなかったのは、下糸巻ゴム輪がいびつにすり減っていたからです。

 なので、ゴム輪を新しいものと交換して終了です。

 あとは、各部へ注油して、グリスが必要な所はグリスを塗布して完成です。

 JUKI HZL-5003.JPG

 

 ミシンの調子がおかしい、上手く縫えないなど、

 困ったことがありましたら、気軽にお電話ください。

 フリーダイヤル 0120-344-038

 お電話で解決する場合もあります(*^-^*)

 

 

 

 

 

 

ミシン修理ブログ第40回 JUKI Flora5000 全く動かない

 

 

  みなさん、こんにちは!スタッフです。

 台風が過ぎ去り、真夏日が戻ってきました。

 早いもので、夏休みも中盤に入り、今週からお盆休みという方も

 多いのではないでしょうか。

 島根では最高気温が39度を超えたと聞きました(;´・ω・)

 熱中症患者もドンドン増えており、恐怖すら感じています。

 夏はイベントが沢山あって、わくわくしますし、羽目を外しがちですが

 体調管理を怠らず、しっかり睡眠をとって、楽しく過ごしたいですね♪

 

 

  さて、今回記念すべき第40回の修理ブログは、JUKI Flora(フローラ)5000です。

 37年前のミシンですが、昭和58年4月に「月刊 消費者」で高い評価を受けたミシンで

 今でも愛用されている方が多く、ちょくちょく修理に持って来られます。

  今回のお客様は、「お友達の紹介で、こちらのお店を知りました」とお電話を頂きました。

 スイッチを入れ、スタートボタンを押すと、モーター音はするけれど、

 全く動かない状態とのこと。家まで修理に来てほしいということでしたので、

 訪問させて頂きました。

 

 いろいろ症状などを聞きながら分解してみると、モーターベルトがすり減って空転しています。

 ちょうど合うモーターベルトを持って行っていなかったので、

 持ち帰り、1日お預かりさせていただくことにしました。

 お客様から、「直るならついでに分解掃除をして、オーバーホールして貰いたいのですが、

 もう部品が無いから直せないと聞きました。本当に直りますか?」との質問がありましたが、

 「このモーターベルトは市販されているMB-380のベルトを使えば大丈夫ですし、

 直りますよ」とお伝えすると、「よかった」と安心されたようでした。

 

 持ち帰って、再度分解し、ベルトを交換しました。

 Flora50001.JPG

 ベルトを交換するためには、ステッチ切り替えダイヤルや

 縫い目の長さ切り替えダイヤルなどを取り外さないといけません。

 これが結構作業で時間が掛かります。あとは、購入されてから全く油を注したことが

 無いとのことだったので、各部へ、油やグリスを注入しながら、

 上糸調整器なども再調整して組み込みました。

 Flora50002.JPG

 試運転してみると、音も静かで、軽やかな動きです。

 

 Flora50003.JPG

 

 翌日、納品すると、「こんなに綺麗になって、音も静かで嬉しい!」と大喜びされていました。

 喜んでいただけて、私もとてもうれしいです。

 

 ミシンでお困りの方は、遠慮なくお問い合わせください。

 お電話だけで直る場合もあります。

 フリーダイヤル 0120-344-038(広島・岡山)

 TEL:084-934-4002

 

 

 

 

 

 

(重要)お盆休み変更のお知らせ

 

 

  みなさま、こんにちは。スタッフです。

 

  前回更新しました、お盆休みの日程が変更になりました。

 ご迷惑をお掛けして大変申し訳ありません。

 前回更新の記事の内容を一部変更しておりますので、

 改めてご確認して頂けたらと思います。

 

 当店のお盆休みは、

 H29年8月13日(日)からH29年8月16日(水)までとなっております。

 何かご不明な点等ありましたら、遠慮なくお問い合わせ下さい。

 

 

 

 

 

お盆休みのお知らせ

 

 

  みなさん、こんにちは!スタッフです!

 毎日、暑い日が続いておりますが、体調など崩されていませんか?

 私は早々に夏バテになってしまい、中々に辛い日々を過ごしました。

 先週は、尾道の花火大会もあり、夏というものを肌だけではなく、目や耳で感じました。

 また、平日でも、朝から子どもたちの楽しそうな声が響いており、

 ビニールプールで遊ぶ姿、庭や道路をかけまわる姿に、少し元気をもらっています(笑)

 

  さて、本題ですが、当店のお盆休みについてのお知らせです。

 当店では、下記の日程がお盆休みとなります。

 H29年8月13日(日)~H29年8月16日(水)

 期間中は、ご不便をおかけすると思いますが、何卒ご了承下さいますよう宜しくお願い申し上げます。

 なお、H29年8月17日(木)からは通常営業致します。

 

 

 

 

 

ミシン修理ブログ第39回 ブラザー PS15e 糸をすくわない、前に進まない

 

  みなさん、こんにちは!スタッフです。

 7月に入り、グンと暑くなりましたね(;´・ω・)

 家や職場では、エアコンが必須になっております。

 実際、部屋の中でも熱中症、脱水症状にはなるので、

 しっかりと水分をとり、室温も調整して、気を付けていきたいですね♪

 

  さて、早いもので、修理ブログも39回を迎えました。

 少しでも、皆さんのお役に立てる記事になっていればと思います。

 

  今回は、ブラザーPS15e の修理依頼です。

 40代くらいの奥様が、「安物のミシンでも、修理してもらえますか?」と

 恐る恐るお店に持って来られました。

 お話をお聞きすると、当店へ来られる前に、

 他店様の「修理代500円」という広告を見て、修理をお願いし、自宅へ来てもらったそうです。

 

 ところが、「通販で購入した安物のミシンは、修理するように作っていないし、

 20~30万円のミシンと同じように修理代がかかるので高くつく。買い替えた方が

 絶対にお得ですよ。」と購入を進められたとのこと。

 それでも、「母親が購入したミシンだから直してほしい」と再度頼むと、

 「部品が手に入らないので」と言って帰ってしまわれたそうです。

 その後、友達から当店の事を聞き、来店されたとのことでした。

 

 故障内容をお聞きすると、

 糸をすくわない、前へ進まず、バックしかしないという状態。

 当店では、500円や1000円で、修理することはできないという事を伝え、

 分解して修理する場合の大体の金額をお話しました。 

 そして、納得して頂いた上で、お預かりしました。

 

 分解してみると、前進後進の切り替え駒の油が固まり、

 動かなくなっているのが原因でした。切り替え駒を分解し、

 固着したところを掃除して、油を塗り、組み込みました。

 ブラザーPS15e02.JPG

 下糸を拾わなくなっていたのは、針棒抱き止めネジの

 緩みが原因でした。アルミの材質に、直に穴をあけ、ヘリサートを入れて

 ネジを切っているため、固く締めすぎると、ヘリサートが抜けてしまったり、

 割れてしまいます。その為、ほどほどの締め付け力で締めており、

 緩むことがままあります。ここが、二重、三重と、組み込んであれば強いのですが…。

 ブラザーPS15e01.JPG

 最後に糸通し器の調整をして、試し縫いをすると、

 ニット地では目飛びしてしまいます。針と大釜の隙間を調整して、

 再度試し縫いをし、OKとなりました。

 ブラザーPS15e03.JPG

 引き渡し時に、お客様とお話をしました。

 「電話をして、自宅まで訪問し、500円で修理します。というのは、

 ガソリン代(出張費)、修理代、全て込みで500円ということです。

 まともな商売では大赤字になってしまいます。社員さんの給料も出せませんし、

 裏に何かある、おかしいと感じなければなりません。10年ほど前に、

 そういうやり方で商売をし、業務停止処分を受けて70社ほどのミシン屋さんが

 倒産しました」と。

 未だに、そういう手口で、ミシンを販売している業者さんがあるというのは、

 同業者として、とても恥ずかしい話です。

ミシン修理ブログ第38回 ブラザーPC8000、6000 糸通し器 使えない 下糸巻きが出来ない

 

 

  みなさん、こんにちは!スタッフです(*^-^*)

 無事田植えも終わり、ひと段落された方も多いのでは

 ないかと思います。私の家でも無事田植えが終わりました。

 本来であれば梅雨の時期ですが、思った以上に雨は降らず、

 なんとなく過ごしやすい日が続いていますね!

 梅雨も必要ですが、やはり晴れの日が続くのはうれしいですね(笑)

 

  さて、今回は、ブラザーPC8000、PC6000の修理です。

 このタイプの機種は、「糸通し器が使えなくなった」、「下糸巻きができない」

 ということで、よく修理依頼が来ます。

 今回は、90歳位のお客様で、「購入したお店が無くなり、市販の糸通し器で

 糸を通しているが中々通らず困っている」とのことで、訪問しました。

 

 原因は、針を上死点に上げずに、適当にガチャガチャと糸通しをしてしまったこと。

 これにより、フックの元が潰れて壊れしまい、糸通しが出来なくなっていました。

 

 糸通し器は、針を上死点に上げた状態で一気に下に下げた時、フックが

 針穴を通ることで糸通しが出来る様になっています。

 これを分解して組み込む時、少し注意が必要です。

 ⑴ 外す時は、糸通しレバーを下まで下げ、フックを回転させた状態で

   糸ガイド(組)を下方に押して外します。

 ⑵ 新しい糸通し器をフック(組)と糸ガイド(組)の溝が一致するように合わせて

   糸通しについている仮止め部材を下からはめ込みます。

   仮止め部材で位置を固定するとはめ込み作業が簡単にできます。

 ⑶ 糸通し器はピンとカム溝がきちんとはまるように注意しながら押し込みます。

 慣れないとブラザーの糸通し器交換は難しいです。

  ブラザーPC8000,6000.JPG

  交換して、糸通しをしてみると、OKでした。また、お客様に、

 針の糸通しをする時は、上下停針ボタンを押して、針が一番上に来ていることを

 確認してから糸通しをしていただくように説明をして、何度か練習をして頂きました。

 

  早い段階であれば、フックが曲がっていて入らないだけの場合があります。

 このような時はフックの先端の曲がりを修正するだけで直りますので、

 糸がうまく通らないなぁと思ったら、無理やりガチャガチャとしてしまう前に

 持って来て頂くか、お電話いただければと思います。

 

 またこのPC8000、PC6000は、下糸巻きゴム輪が、以前に比べて

 細く小さいので、下糸を巻き終わった後も回しっぱなしにしていると

 ゴムがすれて、使えなくなってしまいます。

 又、一時、他の機種で、下糸巻きゴム輪が溶けて使えなくなるという

 不良品が出回りましたが、私の経験では、PC8000、PC6000については

 そのようなことはなかったと思います。

  ブラザーPC8000,600002.JPG

 今回は、10年くらい使いっぱなしで、油も注しておらず、埃だらけでしたので、

 分解掃除もしてほしいということで、持ち帰って修理させて頂きました。

  ブラザーPC8000,600003.JPG