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ミシン修理

ミシン修理ブログ第72回 ブラザーコンパルDX ジグザグ出来ない

 

 

 こんにちは!スタッフです(*'ω'*)

 暖かい日が続いて過ごしやすいですね~

 このまま暖かい状態でいてくれたらと思ってしまいます(笑)

 

 さて、今回はブラザーコンパルDXです。

 直線は縫えるけれど、目の粗さが変えられない、

 ジグザグに切り替え出来ないという事で依頼が入りました。

 ミシンを動かしてみると、

 振り巾ダイヤルも縫い目粗さ調節ダイヤルも全く動きません。

 何十年も動かしておらず、去年マスク作りの為に久しぶりに使用したそうです。

 その時は直線が縫えたので、そのまま使用し、いざジグザグをしようとしたら

 出来ず…。困って近くのミシン屋さんへ持って行くと、

 「もう40年以上前のミシンで部品も無いし、新しいミシンを購入した方が良い」と

 しきりに購入を進められたとのこと。一時は購入する気になったものの、

 今まで何十年も使わない状態で困らなかったので、「主人と相談してまた来ます」

 とその時は帰られたそうです。

 後日、友達に話したら当店を紹介され、来店してくださいました。

 

 このブラザーコンパルシリーズは、古くなるとスピードが不規則になるミシンが多いです。

 今回持って来られたミシンは、スピードコントロールは良さそうだったので、

 カム軸の油やグリスの固着を修理すれば直ると思い、

 お客様にお話してお預かりすることにしました。

 コンパルDX.JPG

  分解して色々と調整しましたが、ダイヤルがなかなか回らなかったので、

 浸透式潤滑油を要所、要所に吹きかけ、一晩放置することにしました。

 翌日、ダイヤルを回してみると固いけれどなんとか動きます。

 軽く動くようになるまで、ダイヤルを回しながら調整しました。

 コンパルDX01.JPG

 時間をかけ、なんとか各ステッチに振り巾ダイヤル・縫い目粗さダイヤルが

 連動して動くようになりました。

 このミシンは、当時としては珍しい「メカ的に作ってあるタイプ」で

 ステッチを切り替えると、縫い目の粗さダイヤルと振り巾ダイヤルが連動して

 変わるようになっています。ブラザーミシンの中でも非常に人気の高かった商品です。

 

  修理が終わり、お客様が取りに来られた際に、説明も兼ねて実際に動かしてみました。

 ステッチダイヤルを回すと、勝手にダイヤルがくるくる動くので、

 「このミシンは凄い!!」と感動しておられました。

 買った当時は、そのことを知っておられたと思いますが、すっかり忘れていたようです。

 ステッチダイヤルを動かすと、そのステッチに合った振り巾と粗さになることを

 再度ご説明し、ミシンをお渡ししました。

 コンパルDX03.JPG

 ミシンは使っていた方が調子が良いですし、時々油も注して頂ければさらに調子よく、

 長くお使い頂くことが出来ます♪

 

ミシン修理ブログ第71回 ジャノメ CK1000 画面は映るが全く動かない

 

 みなさん、こんにちは!スタッフです♪  今年もまた1年よろしくお願い致します☆

 寒い日が続いたかと思えば暖かくなったり、気圧の変動も激しく、

 体調を崩しやすい状態ですね。今は特に新型コロナの影響で、

 体調に敏感になっておられる方が多いのではないでしょうか。

 手洗いうがい、消毒、徹底してはいますが、不安は拭えません。

 いつまで続くのか分かりませんが、気を抜かず、

 家族で一人も健康を損なわず過ごせるよう全力で尽くしたいと思います。

 

   さて、今回はジャノメCK1000の修理です。

 画面は映るけれど、全く動かないということで持って来られました。

 故障したのは2~3年前で、その時他店で見てもらったところ、

 「もうかなり古いミシンなので寿命です」と言われ、新しいミシンの説明を

 いろいろと受けたそうです。しかし、なんとなく気が進まないので

  新品は購入せず、ミシンもそのままになっていたとのことでした。

 

  最近、ミシンが必要になり、知り合いに聞いたところ、

 「私のミシンも40年くらい前のジャノメのコンピューターミシンだったけど、

 ちゃんと直して貰ったから持って行って聞いてみたら?20年くらい前のミシンなら

 修理してくれてよ!」と当店をお勧めされて来店してくださいました。

 

 画面を見るとBMエラーと表示されてモーター音が全くしません。

 かなり無理をして厚物を縫われたか、内部で異音がしなかったかなど

 お聞きしましたが全く記憶にないとのお話でした。

 故障したのが2~3年前なので記憶もあいまいで覚えておられなくても当然だろうと思い、

 「BMエラーと表示されているという事は、モーター不良かコンピューター基板の不良

 だと思います」とご説明しました。すぐにサッと直せる状態ではないので、

 預かって分解し、追って状況を報告させていただくことにしました。

 

  まずは、内部の駆動部分のギヤなどに異物が挟まっていないか検査してみましたが、

 特に問題は無さそうです。

 CK100001.JPG

 モーターをテスターで調べると、通電しています。あとはコンピューター基板ですが、

 コンピューター基板にもCK1000はヒューズが2本ついているので、多分3.15Aの

 ヒューズだろうと推測して、本体から基板を外しました。

 CK10002.JPG

  調べてみるとやはり3.15Aヒューズでした。ヒューズを交換して組み込み、内部を掃除して

 グリスやオイルを注入し運転してみると、きちんと動きました。

 あとは糸調整や不良箇所の部品交換、試し縫いをして完成となりました!

 CK100003.JPG

  お客様に連絡をして修理金額をお話すると、「もう直ったんですか?!

 そんな金額でいいんですか?」と驚かれてしまいました(*^-^*)

 前のミシン屋さんで、(当時「出張修理1000円」というのに頼んだそうです)

 「メーカーに出すと1ヶ月以上かかるし、新品を買うぐらい修理費がかかる」と言われたそうです。

 なので、「メーカーに出しても各メーカーさんで修理費用は公表していますし、

 そんな法外な修理費はとられませんよ。ミシンの運賃はかかりますが…」と  お話させていただきました。

 

  同じような症状でお困りの方、修理をどこへ頼んだらいいのか分からない方、

 ミシンの状態がおかしいな?と思ったら、ぜひ一度当店にお電話下さい。

 お客様のミシンの状況に合わせて対応させていただきます。

 

 

ミシン修理ブログ第70回 brother 職業用ミシン Nouvelle250 動かない

 

 

  皆さん、こんにちは!スタッフです(*'ω'*)

 12月も半ばになり、あっという間に年末が来そうですね

 最近まで昼間は少し暖かいなぁと思っていましたが、ここ2日くらいは底冷えがします。

 体調を崩す方も多いみたいですし、コロナやインフルエンザも心配です。

 しっかりと対策をして気を付けていきたいですね。

 

  さて、今回はブラザーの職業用ミシン Nouvelle250です。

 男性の方が、「母親のミシンなんですけど、全く動かないんです。直りますか?」と

 言って来店されました。詳しくお聞きすると、10年程使っていなかったとのこと。

 動かなくなったから使っていなかったのか、使っていなかったから動かなくなったのか

 記憶が曖昧でよく分からないと言っておられました。

 その男性の方も機械屋さんなので、ミシンの状態を見て、シャフトが錆ついたのだろうと思い、

 CRCをたっぷり吹きかけ一昼夜おいて金槌でたたいてみたり、

 プーリーを思い切り回したりしてみたが全く駄目だったそうです。

 また、プーリーとシャフトが一体型のものなのに、それを壊してしまったと頭をかいておられました。

 

 専門家ならどうやって直すのか聞かれたので、「そんな時は一気にやっても無理なので、

 動きそうなところをブロック単位で分解して不良箇所を見つけ、そこを修理してから組み直します」

 とお話しました。

 他店では、「新しいものを買うくらい修理代がかかるから、これを下取りに出して

 新しいのを買いなさい」と勧められたそうですが、納得できず、持ち帰ってきたとのことでした。

 

 私も最初は釜に折れた針が喰い込んだか、もしくは糸の喰い込みではないかと思っていましたが、

 針と釜の回り止めを外してみると内釜はくるくる回ります。

 あとはクランクシャフトの焼き付き、油不足が考えられますが、こちらも全く問題ありません。

 あちこち分解してようやく見つけた不良箇所は、なんと!!「針棒抱きシャフトの焼き付き」でした。

 Nouvelle01.JPG

 これを何とか分解して内部研磨、そして油を注し、組み込みました。

 この場所が焼き付いた状態になるのは、とても珍しいです。

 Nouvelle02.JPG

 また、あちらこちらにハンマーで叩いたことによる歪みがあり、プーリーと一体式のシャフトを

 壊してしまっているので、本来なら新品の部品に交換をします。

 しかし、新型コロナウイルスの影響でミシンの部品がすぐ手に入らない状況の為、

 なんとか修理して組み込みました。

 Nouvelle03.JPG

 後日、引き取りに来られた際に、「これは私の宝物なんですよ。あちこちいじり過ぎたから

 正直直らないんじゃないかと思っていました。こんな金額で直して貰って、本当に合うんですか?」と

 心配されてしまいました(笑)

 ですが、色んな修理が来て、故障の原因も箇所もさまざまで私の方もとても勉強になります。

 同じような症状でお困りの方、他店で直せないと言われた方も是非一度当店にお越しください!(^^)!

 

 

ミシン修理ブログ第69回 Singer 足踏みミシン 半回転釜

 

  皆さん、こんにちは!お久しぶりです

 コロナの影響でマスク作りをする方が多く、修理依頼をこなす事が

 精一杯で、修理ブログの方まで手が回りませんでした(;´・ω・)

 20年振り、30年振りにミシンを使うという方もとても多いです。

 

  今回は、シンガーの足踏みミシンで、超希少価値の水平釜、

 半回転釜ミシンの修理依頼です。

 今迄、シンガーのHA型の足踏みミシン(黒塗り)は数多く修理してきましたが、

 ミシン屋さんになって初めて見た型です。

 お客様からお話をお伺いすると、

 「普通の足踏みミシンではないので、部品も無く修理しようがない」と

 今迄どこへ行っても断られ続けてきたそうです。

 しかし、「母親が大事にしていて、音も静かで使い易いので直せるものなら

 直してほしい」との事で、当店へ依頼がきました。

 

 ボビンなどはかなり残っているので、頭の部分だけ持ち帰りました。

 お客様には、「50年以上前の製品なので無理かもしれませんよ」とお伝えし、

 修理に取り掛かりました。

 

 分解してみると、水平釜の大釜部分のレールに当たるところがかなり痛んでいます。

 シンガーHA型01.JPG

 シンガーHA型02.JPG

 大釜と本体のレールにあたる部分を削って修正し、スムーズに動くようにしてみると

 綺麗に縫えるようになりました!

 シンガーHA型03.JPG

 今、家庭用ミシンと言えばほとんど水平釜ですが、こちらのミシンは

 70年以上前のものではないかと推測されます。

 当時、水平回転釜で、しかも現代のように全回転ではなく半回転釜のミシンは、

 本当に珍しくかなり高価だったのであまり家庭に出回らなかったのだろうと思います。

 修理を終えて実際に縫ってみると、音も静かで

 ボビンケースを使用しない為、糸がらみも少なく、

 当時、シンガーミシンが世界一と言われた時代の

「技術の粋を集めたミシン」だなと感心致しました。

 私もとても勉強になったご依頼でした。

 

 どれだけ古いミシンでも直る可能性はあります。

 部品が手に入らないものが多いため、確実に直るとは断言できませんが

 もし、「うちのミシン古いけど直るかしら…」など、

 疑問に思ったことがありましたらお気軽にお電話下さい(*'ω'*)

 

 

 

 

 

 

 

ミシン修理ブログ第68回 JUKI SPUR30SP SL300EX 返し縫レバーがバタバタ動く

 

 

  みなさん、こんにちは!スタッフです(*'ω'*)

 コロナウイルスの影響で、国全体がどんよりしており、

 気を病んでしまいそうです。経済的な影響も大きいですし、

 イベントや外出自体が自粛ムードで、お出かけすら悪いことを

 している気分になります。

 …とはいえ、いつまでも籠っていられませんし、対策・予防をしつつ、

 楽しいことを探すようにします!!(^^)!

 

  さて、今回は同じような修理依頼が立て続けに入ってきたので、

 ご紹介したいと思います。

 JUKI SPUR30SP、SL300EX

 フットコントローラーを踏むと返し縫いレバーが上下にバタバタと

 動いてしまうということです。

 うるさい上に仕事にならないと修理に持って来られました。

 

 今までにこういった例が無かった為、びっくりしましたが、

 油をあまり注されていなかったとのことなので油切れによる故障だろうと思いました。

 油切れにより、返し縫いレバーの中心軸と縫い目の粗さ調節ダイヤルの元部分が

 固くなっているのではないかと思い、油を注して様子を見ましたが全く動きません。

 焼き付いた状態になっている可能性も考え、軽くハンマーで叩いてみましたが変化なしです。

 JUKISL300EX01.JPG

 浸透性の強い油を使い、ハンマーで叩いたりしながら時間をかけて気長にやっていると

 ようやく返し縫いレバーが使える様になりました。

 JUKISL300EX02.JPG

 それと同時に動き自体もスムーズになり、正常といえる段階まで直りました。

 JUKISL300EX03.JPG

 今回のケースは、時々でも油を注して頂けていれば、起こらなかった故障だと考えられます。

 職業用ミシンは、コンピューターミシンと違い、使用説明書に注油する箇所が書いてあります。

 それを見ながら、時々油を注してメンテナンスをして頂ければと思います。

 回転もスムーズになりましすし、音も静かになりますよ(*‘∀‘)

 どうしても分からない、油を注すのが怖いなという方はご来店下さい☆

 

 

 

 

 

ミシン修理ブログ第67回 ブラザーコンパルACE・DX 全く動かない

 

 

  こんにちは!もう1月も終わりに近づいていますが、

 あけましておめでとうございます!

 今年も1年、またよろしくお願い致します。

 例年に比べ、寒い日が少なく暖かいですね(*'ω'*)

 それでも冷え込む日はあるので体調管理などしっかりしていきたいと思います。

 

 さて、今回はブラザーコンパルACE・DXの修理依頼です。

 ミシンが全く動かないということで持ち込まれました。

 持ち込まれた際に電源を入れて動かしてみると動いたので

 端子の接触不良かカーボンブラシの消耗だろうと思い、お預かりしました。

 

 全て分解掃除、洗浄をして組み込み、動かそうとスイッチを入れてみると

 ピクリとも動きません。持ち込まれた際にたまたま動いただけだったようです。

 電子制御ボックスをあちこちつついてみても、瞬間的に動くだけで、その後は

 また動かなくなってしまいます。

 この状態では駄目だと思い、お客様にお電話で状況をお伝えしました。

 酷くガッカリされたご様子でしたので、少し日数を頂き、

 当店にある同じタイプのミシン5台(部品取り用)を良いとこどりして組み立ててみることにしました。

 ブラザーコンパルACEDX01.JPG

 2台ほど制御ボックスが使えるものがあったので、組み換えてみると、

 スプリングの止め部分が劣化していたり…大変なことはありましたが何とか完成しました。

 ブラザーコンパルACEDX02.JPG

 出来上がったことをお伝えすると大変喜んで頂けました。お話をお聞きすると、

 結婚した時にお母様が持たせてくれたもので捨てられなかったとのこと。

 当店のことは「友達から聞いて知りました」ということでした。

 通常はあまりこういう仕事はしませんが、喜んでいただけて本当に良かったなと思います!(^^)!


 

ミシン修理ブログ第66回 ブラザー 職業用ミシン 押え上げの上下が出来ない 自動糸切りが使えない

 

 

  みなさん、こんにちは!スタッフです(*'ω'*)

 11月ですね。あっという間に年末が来て、年が明けそうです。

 今から少しずつ、家の大掃除、普段しない部分の掃除を

 していかなければ…と思います。

 インフルエンザや風邪もまだまだ流行っています。

 温度差が激しいと体調を崩しやすいので気を付けていきましょう!

 

  さて、今回は、ブラザーTAT7603職業用ミシンです。

 仕事で使用されているとのことですが、「膝押え上げレバーで

 押えを上げ下げ出来ない、自動糸切りが使用できない」と修理に持って来られました。

 

 分解してみると、レバーを抜けにくくする為に使用している板バネの取付ネジのところから

 押え上げレバーが入る筒状のパイプ部分にかけて亀裂が入り、大きく広がっています。

 それが原因で膝押え上げレバーが機能しなくなっていたようです。

 パイプの亀裂が広がらない様に12㎜のパイプ径より厚いパイプを加工して通せば

 何とかなりそうだと思ったのですが、作成するとなると費用も掛かりますし、

 メーカーに部品は残っていないとのことでした。

 

 そこで考えたのが、12㎜のナットを使用して内径を加工し、押えレバーの

 中にいれて割れ目が広がらない様にすることです。これなら安上がりで

 いいのではないかと思い、さっそく試してみました。 

 結果は上々だったのですが、ミシンを動かして使っているとレバーが落ちてしまい、

 ストレスになってしまうとのことで更に改善することにしました。

 TAT760301.JPG

 ナットにタップでネジ穴を開け、抜け止めを作ってみましたが、ナットの大きさが問題で

 底板に当たって不具合が起きます。そこで、ナットを本体の底板に当たらないように

 かなり削って、ストッパーにネジを取り付け、OKとなりました。

 

 自動糸切りは、調べてみると、電磁石が弱くなっています。その為、磁極から外す時の

 スプリングが強すぎて、電磁石が金具をひきつけられないのが原因でした。

 こちらはもう寿命なので電磁石を交換しなけれなならないのですが、メーカーに

 部品が無いとのこと。強すぎるスプリングを外すことで自動糸切りが使える様になりました。

 TAT760302.JPG

 「自動糸切りは使えなくても鋏で切れば大丈夫ですよ」と、お客様にお伝えして

 納得して頂いた上で納品しました。毎日お仕事で使っておられるので、

 効率面などを考えた上で、買い替えのお話も少しさせていただきました。

 TAT760303.JPG

 直るミシンもあれば、寿命・部品の関係で直らないミシンもあります。

 修理代が高額になる場合や修理しても壊れる可能性のある場合は、

 買い替えも視野に入れてお話をさせて頂いたりしています。

 このミシン直るかな?買い替えが必要?など何でもお気軽にお電話下さいね(*'ω'*)

 

 

 

 

 

 

 

 

ミシン修理ブログ第65回 JUKI e60 電源が全く入らない

 

 

  みなさん、こんにちは!スタッフです(*^-^*)

 10月に入り、大分涼しくなってきましたね。昼間は暑いときもありますが、

 朝晩は冷え込むことも多く、体調不良になる方が増えているようです。

 インフルエンザも流行っているという噂ですので、しっかりと対策をして

 元気にがんばりましょう!(^O^)/

 

  さて、今回は当店でウェーブロックBL69WJを購入されたお客様からの修理依頼です。

 「ここで買ったミシンではないのですが、見てもらえますか?」とJUKIのe60を

 持って来られました。スイッチを入れてもウンともスンとも言わず、電気も全くつかない状態です。

 かなりよく使われているらしく、釜の中なども埃だらけでした。

 

 最初は、コードが断線しているのかと思い、底板を外してコードリールを取り出し、テスターで

 計ってみましたが正常です。プラグのところが接触不良なのかと思い、調べてみても

 こちらも正常です。急いで縫われているものがあるという事で、当店のミシンを貸し出して

 使っていただくことにしました。購入されてから一度も調整されていないとのことでしたので、

 分解掃除・清掃も兼ねて、オーバーホールをすることになりました。

 

 分解してみると、針部上部のクランク等に糸が巻きついています。このようなことが原因で

 大きな負荷がかかり、基板に取り付けてあるヒューズが飛んでしまったのではないかと思い、

 さらに分解すると、やはりヒューズが飛んでしまっている状態でした。

 JUKIe6002.JPG

 JUKIe6001.JPG

 ヒューズを入れ替えると、ミシンの操作パネルに電気は入りましたがランプは点灯しません。

 よく見ると、電球のフィラメントが切れています。ランプは寿命だったようで、

 15wの夏目球に付け替えOKとなりました。

 内部・外部、全て清掃し、外せる部品は外して水洗いして乾燥させました。

 その後、ミシンに注油し、グリスの必要な所はグリスを塗り、

 全てを組み込んで、縫いテストをして完成となりました。

    JUKIe6003.JPG

 お客様は、新品を買わないといけないと思っておられたようで、大変喜んで頂けました!(^^)!

 

 同じような症状でお困りの方、その他、ミシンに関するご相談など、お気軽にお電話下さいね(*'ω'*)

 

 

ミシン修理ブログ第64回 JUKI HZL50Z、HL676 糸を拾わない

 

 

  みなさん、こんにちは!スタッフです(*^-^*)

 雨続きの天気から一変して、暑さが舞い戻ってきましたね

 急に暑くなったり、涼しくなったりと体調を崩しやすいので

 気を引き締めていきたいと思います。夏風邪は長引くので特に注意ですね!

 

  さて、今回はJUKIのHZL-50Z、HL676の2台です。

 糸を拾わない、変な音がするということで、同時期に修理依頼が入りました。

 両方とも釜駆動ギヤの割れではないかと思い分解すると、やはり2台とも割れています。

 かなり無理をしたのではないかと思い、お客様にお聞きすると、

 「そんなに厚い物を縫った覚えは無い気がするけれど、以前はジーンズや帆布を

 縫っていたから、そのせいかな?」とのこと。

 ミシンはプラスチックと鉄の加工品なので、古くなってくると、

 プラスチックが劣化してきて割れやすくなることはあります。これは仕方のないことです。

 

 HZL-50ZとHL676を分解して、下軸のシャフトを本体から外し、釜駆動ギヤを

 交換しようとしましたが、カムの所のピンがサビていて抜けません。何をしても抜けないので

 電気ドリルでピンの所に穴を開けてピンを交換し、ギヤを交換しなければなりません。

 ピン径は2㎜くらいなので、1.5㎜Φ径のドリルを使用しましたが、ドリルが折れたり、

 抜けなかったりでとても大変でした。

 HZL-50Z01.JPG

 それでも何とかピンを抜き、釜駆動ギヤも交換しました。

 修理の場合は、新品を組むのとは違い、錆ついていたり、変形していたりと

 かなり手間がかかります。また、組む時に布送りと針の動くタイミングや針と釜のタイミング、

 すき間なども合わせるのが重要なポイントになります。

 HZL-50Z02.JPG

 それらすべてを調整しないと、針が下がっているのに布を送ろうとしたり、

 目が飛ぶなどの不具合が出て来ます。

 その為、下のシャフトを本体から外すと調整がとても大変なのです。

 最後に縫いテストをして、今回の修理は完成となりました。

 HZL-50Z03.JPG

 同じような症状の方やミシンでお困りのことがある方はお気軽にお電話下さい(*'ω'*)

 

ミシン修理ブログ第63回 ベビーロック 糸取物語 糸が通らない

 

 

  皆さん、こんにちは!スタッフです(^^)/

 毎日、厳しい暑さが続いておりますが、体調崩されていませんか?

 熱中症患者の数が多く、恐怖を感じております。

 特に!普段からあまり水分を取らない方は要注意です!

 積極的に水分・塩分・ミネラルを補給し、夏野菜をしっかり食べて

 暑さに負けず、夏を乗り切りましょう!(*'ω'*)

 

  さて、今回はまた遠方(滋賀県)の方からのご依頼です。

 ベビーロック 糸取物語BL-660FEXが、パイプを連結してエアーポンプを動かしても

 糸が通らないとお電話がありました。お話をお聞きすると、

 空気は流れているが下ルーパーの糸が途中で詰まってしまい、

 最後まで綺麗に糸が通らないとのこと。簡単なつまりであれば、付属のワイヤーを

 糸の差込口から差し込んで通して貰えば取れますよとお伝えしましたが、

 途中でワイヤーが止まってしまい入って行かず、ご主人のギターの弦で試してみても

 やはり無理とのことでした。

 その状態では、分解して下ルーパーを取り外してから修理しないといけないと判断し、

 送って頂くことにしました。

 

 翌日の午前中にはロックミシンが届きました。試合用の衣装を作っており、お急ぎとのこと

 でしたので、すぐに修理に取り掛かりました。

 分解してみると、やはり下ルーパーとエアーパイプの連結部のゴムチューブ部分に

 赤いウーリー糸の結び目が団子状に固まって出て来ました。

 BL066FEX01.JPG

 それを取り除き、再度ルーパー部を慎重に組み立て、試しにエアーパイプを連結して

 糸を通してみました。勢いよく糸が飛び出し、OKとなりました。

 BL-660FEX02.JPG

 しかし、下ルーパーを分解したので、上ルーパーとのタイミングと針のタイミング、

 針とルーパーの隙間調整などをきちんとしないと目飛びしてしまいますので、

 それもきちんと調整しました。また、ミシン内部清掃、グリスやオイルの注油なども

 しっかりとした上で試運転し、完成です。

 BL-660FEX03.JPG

 届いたその日の夕方には無事宅配業者さんに持ち込むことが出来ました。

 お客様にご連絡すると、大変喜んで頂けたので良かったと思います(*'ω'*)

 部品の交換も必要なかったので、運送料含め一万円程での仕上がりとなりました!

 同じような症状でお困りの方、ミシンの修理をどこへ頼んだらいいのかわからない方など

 お気軽にお電話ください!(^^)!

 持ち込みの場合、その場で直ることもあります♪