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2018年3月

ミシン修理ブログ第47回 ジャノメ JC7100 大きな音がする

 

 

  みなさん、こんにちは!スタッフです

 暖かい日が続いたと思ったら、また少し寒くなりましたね。

 春は旅行に行きやすいので、なるべく雨は降って欲しくないです。

 ここの所、雨続きでかなり憂鬱ですが、頑張っていきましょう(*^-^*)

 

  さて今回は、2年程前に、ジャノメJC7100を購入して頂いた当店のお客様からの

 ご依頼です。厚いものを縫った後からミシンが凄い音がするので

 修理して欲しいとご連絡があり、訪問しました。

 

  ミシンを動かしてみると、ゴトゴトとかなり大きな音がします。

 また、プーリを手で回してみると、カタンカタンと回り方がスムーズではなく、

 ギヤが割れた時のような、どこか引っかかる回り方です。

 お客様に、何を縫っている時にこういう状態になったのかお聞きすると、

 ジーンズを縫っている時に急になったとのことでした。ひょっとしたら、

 下軸プーリーギヤが割れたのかと思い、「ミシンを分解しないと詳しいことが

 分からないので」とお伝えして、持ち帰らせていただきました。

 

  店に帰って、糸を通さないで運転してみると、ギヤが割れている時のような症状です。

 分解してみると、なんと!糸屑がモーターのプーリーの中に巻き付いており、

 モーターとプーリーの凸凹の一部分が埋まってしまっています。プーリーの

 へこんだところと、溝の埋まったところが出来たことにより、ベルトとプーリーが

 スムーズに動かず、いびつな回り方になり、音がしていたのです。

 ジャノメJC710001.JPG

  厚物を縫っていたのが原因ではなく、下糸を巻く時に綺麗に巻き取れず、

 ボビンの下側の軸に巻き付いた糸が、モーターベルトに巻き付き、

 さらにモータープーリーに巻き付いてしまったからだと考えられます。

 ジャノメJC710002.JPG

 「たかが糸でそんなことになるんですか?」と良く聞かれますが、

 こちらのミシンを修理する数日前に、工業用ミシンのモーターから火と煙が出て

 ボヤ騒ぎになった方からミシンを修理して欲しいとご依頼があり、訪問してきました。

 その時もモーターのプーリーに糸が絡んで回転が重くなり発熱したのが原因でした。

 こうなると、モーター交換する以外に方法はありません。

 

 糸の巻き込みは、天秤から糸が外れてクランクシャフトに巻き付くことで

 ミシンの動きが重くなり、それを無理して使って全く動かなくなるというのが一番多いです。

 また職業用ミシンや工業用ミシンを使用している方は、釜に糸を喰い込ませて

 全く動かなくなってしまうというのも多いです。

 おかしいと思ったら、ミシンを使用しないで早めにお電話をください。

 ちょっとしたミスが大きな故障につながることがよく見受けられます。

 ジャノメJC710003.JPG

  ミシンは、お預かりした翌日の朝、納品いたしました。

 お客様は、修理に何日もかかると思っておられた様子で、

 「修理代はいくらになりましたか?」と恐る恐るお聞きになられました。

 しかし、「当店でお買い求めいただいたミシンは5年保証ですので、無料ですよ」と

 お応えすると、とても喜んでいただけました。

 

 ミシンは「買って終わり」ではありません。機械ですので、

 購入する際は、その後のアフターサービスも視野に入れて

 検討されることをお勧めします(*'ω'*)