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2017年2月

ミシン修理ブログ第34回 ベビーロック糸取物語BL066 下ルーパーの糸通しが出来ない

 

  みなさま、こんにちは!スタッフです。

 寒い間はあまり外出する気にならない為、

 創作意欲が湧きます(*‘ω‘ *)笑

 しかし、わからないことも出来ないことも多い私には

 作れないものがとても多いです。

 大量に本を購入しては読み漁り、作っては失敗し、また挑戦(笑)

 その中で自分なりに作りやすい方法を見つけ、

 メモをしては、また挑戦を繰り返しています(;´・ω・)笑

 2月に入り、入園・入学などでミシンを購入されるお客様が増えてまいりました。

 初めて挑戦するという方も多く、少しでもお役に立てれば…と日々勉強しております。

 どれほど皆様のお力になれるか分かりませんが、

 頑張っていきたいと思っています(^^)

 

 

  さて、今回は当店のお客様からのご依頼です。

 ベビーロック糸取物語BL066

 下ルーパーの糸通しが出来ないと電話連絡があり、

 お話を聞くと、エアーを送っても途中までしかいかないとのこと。

 パイプの連結忘れか、エアーの切り替えスイッチの間違いかなと思い、

 確認してみると、きちんと出来ているようです。

 では、下ルーパーのパイプの中にゴミが詰まっていて通らないのではと思い、

 付属品のルーパースレッダーを糸の差込口から通して貰っても

 途中で詰まって通らない。パイプの連結を解除して、

 反対の吹き出し口の方からワイヤーを

 差し込んで貰ってもワイヤーが途中で詰まって通らない。

 「もうどうにもならないので」と持って来られました。

 

 普通なら、上記のことで大抵のゴミの固まりは取れるのですが…

 どうやらエアーを使わないで、普通のロックミシンのように糸を結んで引っ張ることで

 糸を替えたようです。その時に結び目が大きかったため、パイプ内のゴミと一緒になって

 動かなくなり、中で糸が切れたのでしょう。

 

 そんな時は、腰の強い0.35mmΦのピアノ線を使って下と上から交互に押して

 詰まったゴミを抜くのですが、全く動きません。

 また、エアーポンプレバーが少し動くだけで、

 エアーポンプが全く使えない状態になっています。

 

 エアーポンプを直すには、全部分解してみなければ、どういう状況に

 なっているのか分かりません。外装カバーを外して点検すると、

 エアーポンプのピストンがシリンダーから外れてしまっています。

 これを直すのにモーターが邪魔になるので外して、組みました。

 なんとかピストンの方は傷もなくOKとなりました。

 BL06601.JPG

 問題は、下ルーパーのパイプ内で詰まっているゴミを 

 どう取り除くかです。

 最悪の場合は下ルーパー土台管部セットを交換するつもりで

 本体から下ルーパー土台管部組を外し、分解してみました。

 BL06602.JPG

 下ルーパーをバラバラにして、詰まっている所を探していくと

 ルーパー管チューブの所で詰まっていました。

 上と下からワイヤーで押し込まれて、ゴミの固まりが

 動かなくなったようです。

 分解した部品をコンプレッサーでキレイに掃除し、

 上ルーパーと針のタイミング、ルーパーと針の隙間を調整して

 組み立てていきます。

 外装カバーを取り付ける前にエアーポンプで糸を通してみると

 糸がピューっときれいに出て来ました。

 

 縫いの方も上手くできるかどうか、4本糸を通してプーリーを

 回してみると、きちんと編み込んでいけるようです。

 最後の糸目調整は、全部カバーも取り付けて運転しなければ

 目飛びするかどうかわからないのですが、

 多分OKだろうと考え、ミシン内部の各所に注油して、組み立てました。

 試運転してみると、目飛びもなかったので、これで完成です。

 BL06603.JPG

 今回のお客様は、洋裁教室などにも通われ、よく使われている方ですが

 やはり調子が悪くなったら、早めに修理する方が大事なならず、

 ミシンも長持ちします。

 

 当店で購入されたお客様は、通常の使い方で故障した場合、

 5年間は無料で修理しています。

 また、当店で修理している為、

 日数もメーカーさんに出した時のように何日もかかりません。

 急いでいる場合は、代わりのミシンを無料で貸し出ししていますので

 遠慮なく声をかけて下さい。

 

 *当店以外で購入されたミシンの修理も受け付けております。

  気軽にお問い合わせ下さい。

  フリーダイヤル 0120-344-038